目的地をいそいでいる人って、密状態はあまりきにしないのだろうか。
たまにいるよね。目的地をいそぐがあまり、出口にいちばんちかいドア、それもドアの隅を陣取り、そのほかいそいでいる人何人かがドアの前に陣取るから、密状態がつづくのだ。
たとえば車両が混雑していて席間隔をあけられず、しかたなくあいている間の席にすわることによる密とか、目的地がちかづいてきたからドアの開閉を待つ集団による一時的な密 (ただし急停車時に危険なのでドアが開くまでなるべくすわったままをおすすめしたい) とか、そういうのは人間の心理上しかたがないとはおもう。
でも、まだ目的地の、それも前の駅にも到達していないのに、目的地の駅でいちばん出口にちかいところでおりられるように、と座席がかなりあいているのにもかかわら絶対にすわらず、手すりやつり革にもつかまらず、さらに目的地のひとつ前の駅は目的地の駅とおなじ側のドアが開くのだが、それでもおりたりも車内によったりとかもせず、ただ自分が目的地にいちばんに到着すればいいからと、ドアの隅を確保する、そういう人がいるのだ。しかも、マスクをつけていない人にかぎってそういう人がおおいのだ (念のために書くが こういう人でもマスクをしている人ももちろんいる) 。
そういう人は、たぶん1列のエスカレーターでもわりこんで先をいそぐような人でもあるんだろう。あぶないからやめてほしい。
なお、ドアの隅は犯罪の標的にもなりやすい。被害者側もいそいでいるということがわかってしまうし、犯罪者側もにげやすくなってしまうからだ。なので、なるべく余裕をもった時間の電車にのって、なるべく座席、もしくは座席のちかくのエリアを確保するようにしていただきたい。
