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6月30日にサービスを終了してしまうけど、マップ形式と停車駅案内形式の2通りの表示方法により、いろんな路線の路線図をみることができるというものだった。
それで、いろんな路線図をみていたのだけど、「上野東京ライン・湘南新宿ライン」の路線図がすごかった。さすが都心の路線である。(2つの路線がいっしょに表示されているが「上野東京ライン」と「湘南新宿ライン」のちがいについてはいちばんさいごの段落を参照)
よくみると、大宮〜赤羽と、横浜〜大船のあいだだけ並走区間になっていて、それ以外は分離しているのだ (左右のスクロールがあるくらい広い路線ではあるがみえない部分はすべて直線のため路線同士がまじわるのはこの画面だけ) 。つまり、線路が分離している区間がなんと3区間もある。始発駅からのったとしても、最大2回の線路移動があり、非常にめんどうくさい路線。これをよく1画面で表現しきったなとおもった路線図。すばらしい。
路線図から話はそれるけど、実際に上野東京ライン・湘南新宿ラインはほんとうにめんどうくさい路線なのだ。
線路がおおすぎるがゆえ、並走区間のエリアの駅でおりるのであれば、方面と種別 (通過駅) さえまちがえなければ確実におりることができるので、1時間に何本も電車がくるのだが、それ以外の駅でおりようとなると、ひどいときには1時間に1本しか電車がこないこともあるのだ。しかも始発が7時台だったり。都会の路線にしてはひどい仕打ちだ。
たとえば、自分は武蔵小杉 (上の写真だと中央よりすこし右の上側 (池袋〜新川崎) 路線の) 駅ユーザーなので、この駅をとおる電車にしかのれないのだ。
武蔵小杉から大船方面の場合、大船からさき、逗子方面の線路を使用する電車は何本もくるのだが、茅ヶ崎方面の線路を使用する電車は1時間に1〜2本くらいしかこない。だからのりすごすと大変なことになる。(ちなみに茅ヶ崎から横浜方面にかえる場合は尾久〜川崎側の線路のほうが本数がおおい)
しかも、この路線、全車両液晶ディスプレイが搭載されていないのだ。通常の文字スクロールだけなので、乗車している電車が目的の駅に向かうかは、スクロールする文字で種別と方面を確認して、路線図とてらしあわせる必要がある。
なお、赤羽〜横浜間は、上側をとおるか下側をとおるかでアナウンスされる路線名および発車案内表示の路線名 (種別と交互に表示される) がかわるので、それをよくきけばまちがえることはない。
上側 (池袋〜新川崎) の線路を使用する場合は「湘南新宿ライン」、下側 (尾久〜川崎) の線路を使用する場合は「上野東京ライン」になるため、この間の駅を利用する場合は路線名をききまちがえなければ (そしてまちがえて逆方向にいかなければ) たぶん大丈夫。
自分の場合は武蔵小杉、つまり池袋〜新川崎のあいだになるので、武蔵小杉にいきたい場合は「湘南新宿ライン」というのを確認すればいいのだ。
