電車のドアに引き込まれる人がたくさんいたために、おととしから詰め込みすぎ表示になってしまった。電車の液晶ディスプレイ。
ドアがひらくだけなのに、「こちら側のドアが開きます」「足元にご注意ください」「引き込まれにご注意」の3つの警告が表示される。
そういえば、電車のドアの事故でもっとも多い原因は、ドアの引き込まれであり、それも大半は20歳未満 (もっというと乳幼児) だそう。こどもづれの親はこのような表示がでたら、こどもをドアからはなす (ベビーカーなら車内のおくのほうにすすむ) などの対策が必要。スマートフォンばっかに目をむけて、こどもから目をはなすと大変。気をつけて。
www.tfd.metro.tokyo.lg.jp
とはいえ、おとなでも、おとなの場合はドア挟まれよりはすくないけども、一定数、ドア引き込まれが発生しているのだ。たまにドアによりかかっている人がいるけど、引き込まれやすいからドアによりかかりはやめたほうがいい。
あと、よく乗る路線なら、駅ごとのひらく側のドアをおぼえておくといいかも。事前にドアからはなれておけるから。
かけこみ乗車もたしかに危険なのだが、ドア引き込まれはもっと危険である。電車のドアシールで「ひらくドアにごちゅういください。」と書いてある (しまるではない) のはそのためだ。
あと、液晶ディスプレイに注意表示がされるよりも前から、こんな対策もおこなわれている。
左下に指がうつってしまっているのは気にしないことにして、ドアの端 (写真だといちばん右) に貼ってあるシール、じつはエナメル素材を利用したかばんがくっつかないような素材を利用しているのだ。
上記のサイトにはかかれていないのだが、エナメル素材のかばんはドアにくっつきやすいみたいで、おとなのドア引き込まれ事故でもかなりの件数をしめているそう。
大切なかばんをまもるためにも、さいしょの写真のようなドア表示がされたら、ドアからはなれるのが重要である。(まあドアからはなれられないほど混雑している電車も引き込まれる原因のひとつではあるのだが)