4月23日で30日である。ちょうど1か月。とはいえども、記事を書く時間がなくその日から1か月以上経過してしまったけどね。
ハイクがなくなってからここをほぼ毎日 (予約投稿という方法を利用して) 更新していたけど、そろそろなれてきた。
...ところで、本当ならばはてなハイクが稼働しているあいだに紹介したかったブログ記事があったので、この場をかりて紹介することにしよう。(いろいろあってハイク終了にまにあわなかったため)
roseknight.hatenablog.com
まあかんたんにいってしまえば、はてなの全サービスのノウハウを結集させたあたらしいミニブログをつくってほしい、ということのようだ。
はてなの技術力が低下しつつあるなか、はてなの全サービスの集大成はつくれるのか、というのはあるかもしれないけど、それはさておけばなかなかおもしろいアイデアなのではないかとおもう。
そもそも世界のミニブログ市場がTwitter・Facebookの2強になりほかのミニブログが急速に減少している *1 なかでいきのこるには、「TwitterやFacebookではできない独自の特徴」をだすしかないのかもしれませんね。それができないとすぐにおわってしまいます。
はてなのミニブログの歴史
はてなははてなハイク以外にも多数のミニブログ (など) を運営していた。どれも終了したものの、ここでかんたんにふりかえっておく。
はてなハイク
これを読んでいるみなさんにはもうご存知のサービスですが、はてなのミニブログといえばこれですね。お題をつけて、そのお題にそった内容を投稿できます。「ミニブログ」とはいえども、字数制限はない。(ただしシステムの制約上6万5千文字あたりが限度)
はてなハイク2 (仮称)
はてなハイクの後続のサービスとして開発予定だったサービス (いろいろあって別々のサービスとして運営することになった) 。のちにPC以上に普及することとなった携帯電話に特化しており、PCでみると画面が小さいのが最大の特徴であった。いまのSNSといえば、いろんな人と交流するのが一般的であるが、はてなハイク2は現実のともだちと交流するのが一般的という特徴があった。なお、はてなハイクよりさきに終了してしまったが、はてなココとの連動機能や、イマココ (現在地を即座に投稿する機能) 、ニンテンドーDSiやスマートフォンからお絵かきする機能など、一部の機能はのちにはてなハイク (初代) にも追加された。DSiからのお絵かきはとくに人気で、そのために (ハイクにその機能が搭載されていなかったころ) ハイク2の終了が延期になったくらい。つまり、はてなハイク2はまったくの無駄サービスだったわけではなく、はてなハイク2での経験をはてなハイク (初代) の開発にいかせたというわけだ。
はてなココ
はてなハイク2の開発成果からうまれた (とおもわれる) サービス。はてなハイク2と同様、携帯電話に特化している。「イマココ」機能に特化しており、現在地の共有以外の機能は一部をのぞきはぶかれている。なお、「自分の家」みたいなみられたくない場所は、地図を非公開にして共有する機能もあった。
はてなランド
こどもむけに特化したサービス。ニンテンドーDSiから利用するサービスで、利用登録には、うごくメモ帳のダウンロードおよびうごメモシアターへの接続が必須だった。開発を失敗したのか、サービス開始からわずか15日でサービスを終了、幻のサービスとなったので知っている人はすくないかもしれない。
はてなOne
はてなサービスのなかではFacebookにちかいサービスである。また、はてなサービスのなかではめずらしく実名登録となっていた。
はてなOneに直接投稿することもできたものの、「はてなOne」というなまえのとおり、はてなの各種サービスの情報を一元管理するのに便利なサービスだった。
なお、このサービスは未成年と成年同士ではともだちにはなれない、などの特殊な制限があった。
このように、はてなはたくさんのミニブログを運営してはやめていったのだ。
昔はアイデア重視でどんどん新サービスをだしてはやめて、をくりかえしたのだが、いまは安定性重視で新サービスというのがでていないのだ。
昔のはてなはどこにいってしまったのか。はてなにはもっとがんばってほしいものである。
これ以上はながくなりすぎてしまいそうなのでいったんここで。(この記事は2000文字くらいだけどはてなブログの上限は何文字なんだろう)